フェアエールング  

2025年11月19日(水)

フェアエールングは、11月16日(日)京都11R・エリザベス女王杯G1・芝2200mに丹内祐次騎手で出走し、9着でした。

レース後、疲労が感じられる状態で休養の必要がありそうな状況です。
年明けには6歳になる現状を踏まえて、関係者と協議した結果、和田郎調教師の「ここまでよく頑張ってくれました。厩舎としてはまだまだ頑張ってもらいたいという気持ちはありますが、今回、疲れもあることですし年齢的にもこのタイミングで繁殖牝馬の道を選ぶのも良い判断だと思います。デビューから21戦、心身ともに成長してたくましくなって重賞を勝ち、G1にも挑戦できました。思い出深い馬になります。良い産駒を産んでほしいと願っています」という見解もあり、登録を抹消し、引退することになりました。

ご声援いただき、ありがとうございました。
今後は、ビッグレッドグループで繁殖牝馬となる予定です。

2025年11月16日(日)  

丹内騎手「今日はスタートは決まったものの、いつものグッとハミを取って進む行きっぷりがありませんでした。それでもうまくロスなく最初のコーナーに入れて、良い位置をとれたのですが。その後、内、外からこられてごちゃごちゃしてポジションが悪くなってしまいました。その際に内の馬の前へ入ろうと試みるも、相手も主張してきては入れませんでした。加えて、直線に向いた時点でそこまでの余力がなくて、伸びきれませんでしたね。もう少し、脚を使えるかと思ったのですが。思えば道中、そこまで脚がたまっている感じがありませんでした。時計が早かった影響もあったのかもしれません」

和田郎調教師「出入りの激しい競馬に巻き込まれてしまいました。どこかで外へ出せて自分から動いていける競馬をしたかったのですが、あれだけ入れ替わり立ち替わりこられてしまっては。この馬には向かない展開で残念でした。G1となると甘くないですね。この後は美浦へ戻って状態をチェックしたうえで、今後の予定を検討します」

2025年11月14日(金)

フェアエールングは、11月16日(日)京都11R・エリザベス女王杯G1・芝2200mに丹内祐次騎手で出走します。和田郎調教師は「現地でのいれ込み対策として、13日(木)にすでに京都競馬場へ移動しています。到着時は輸送の影響に加えて『明日はレースか』とテンションはあがりましたが、一夜明けて『今日は競馬ではないようだ』と落ち着きましたね。最終追い切りを軽くしたうえで早めに輸送して現地の環境になれさせるやり方は、1月の小倉でもその後の福島でもうまくいっています。今回もこれで良い状態のまま競馬に向かえるでしょう。以前と比べて本当に精神面も肉体面も成長しました。その成長を肌に感じてくれている丹内騎手とのコンビで臨めます。力を引き出してくれることでしょう。良い結果を期待するばかりです」と述べていました。

2025年11月7日(金)

フェアエールングは、美浦で調整中。今週はウッドコースで追い切りました。和田郎調教師は「全体的にまだテンションは高めでしたが、今週の追い切りは先週よりも制御がきいていました。順調だと思います。来週は輸送も考慮してソフトな内容にとどめるつもり。当日まで、いかに落ち着いて持っていけるか、その点に気を付けて進めていきます。来週、16日(日)京都のエリザベス女王杯・芝2200mに出走予定です」と述べていました。